九州最大、3万世帯分の電力を発電
Trina Solar Limited(以下、トリナ・ソーラー)は、宮崎県宮崎市でパシフィコ・エナジー株式会社が手がける「細江メガソーラープロジェクト」の建設を請け負う東洋エンジニアリング株式会社に対して、96.2メガワットの太陽電池モジュールを納入する契約書に調印したことを発表した。
このプロジェクトはパシフィコ・エナジー株式会社により開発され、当初ゴルフコース用に計画されていた140ヘクタールの土地に建設される。
2018年春に商業運転を開始する予定で、発電規模は連系容量で63.0メガワット、売電先は九州電力。最大3万世帯の消費電力に相当する年間発電量の生成が見込まれており、石炭発電に比べ、年間8,200トンのCO2排出量の削減が期待されている。
日本市場における成長戦略
トリナ・ソーラーは、太陽電池モジュールおよび太陽光発電システムインテグレーションを取り扱っており、優れた革新性、高品質、垂直統合による一貫生産体制、環境責任を軸に、世界各地において、太陽光発電の施工、販売を展開し、スマートエネルギーの導入を推進している。
トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社の代表取締役社長であるChen Ye氏は、今回のプロジェクトへの納入契約締結と、また、同社製品の優れた品質と幅広いアフターサービスが、長期的なビジネス関係の維持に役立っていることへの喜びを表した。
さらに、Chen Ye氏は、次のように続けた。
「日本では、過去9ヶ月間に6.5GWの太陽光パネルが導入されました。また、エネルギーミックスにおいて太陽光が占める比率はますます大きなものとなっていくと思われますので、日本市場は、トリナ・ソーラーにとって引き続き重要な市場の一つです。私たちは、日本の太陽光市場でビジネスをより拡大するために顧客基盤を多様化し続けながら、住宅、メガソーラー、および商業用市場の各セグメントにおいて成長戦略を実行し続けてまいります。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)

Trina Solar Limited ニュース
http://www.trinasolar.comパシフィコ・エナジー株式会社 建設中プロジェクト
http://www.pacificoenergy.jp/project/