小水力発電所2ヵ所
山梨県では、県内の水力発電所である「大城川発電所」と「朝穂堰浅尾発電所」において発電する電気を調達する買受者について、一般競争入札で公募することを発表した。
大城川発電所は、発電形式が水路式で、水車型式は横軸チューブラ、有効落差は13メートル。最大出力は49キロワットで、予定供給電力量は375,100キロワットアワー。
一方、朝穂堰浅尾発電所は、発電形式は水路式、水車型式は竪軸スクリュー、有効落差は2.13メートル、最大出力は12キロワットで、予定供給電力量は45,400キロワットアワーだ。
電力自由化における小売電気事業者が対象
今回の入札参加者に必要な資格として挙げられているのは、2016年4月1日から施行される改正電気事業法で定める小売電気事業者の登録を行ったもの、または登録申請中であり、登録されることが見込まれているもの、さらに、2015年12月1日時点で山梨県内へ電気を供給しており、受給期間内に山梨県内へ受給電力量以上の電力を供給する予定の事業者、となっている。
契約期間は、契約締結の日から2018年3月31日までで、予定売却電力量は、契約期間内の発電電力全量となっており、予定売却電力量に対する1キロワットアワーの単価について行う。
入札方法など詳細については、山梨県のサイトを参照のこと。

山梨県
http://www.pref.yamanashi.jp