来年4月1日から開始
12月1日、一般財団法人 日本気象協会は来年4月1日から高解像度・高頻度の日射量推定サービスを提供すると発表した。
気象衛星「ひまわり8号」の詳細な観測データを活用
名称は『SOLASAT 8-Now (ソラサットエイトナウ)』。今年7月から観測を開始している気象衛星「ひまわり8号」の詳細な観測データを活用する。
『SOLASAT 8-Now』では、日射量推定値が2.5分ごと、500m間隔となる。気象衛星観測から提供までの時間もこれまでの30分から15分に短縮されることでより細やかな太陽光発電出力状況の把握・実績管理に役立てることができる。
4種類のサービスを提供中
『SOLASAT 8-Now』のほかにも、現在4種類のサービスを提供中だ。
6時間先まで30分間隔で日射量・太陽光発電出力予測データを把握できる『SOLASAT-Nowcast(ソラサットナウキャスト)』。
国内1km格子間隔で日射量を推定できる『SOLASAT-Now(ソラサットナウ)』。
『SOLASAT-Now』の日射量推定データベース『SOLASAT-DB(ソラサットディービー)』。
世界中の気象衛星画像から日射量推定データを5km格子間隔で蓄積したデータベースSOLASAT-Global(ソラサットグローバル)』。
その日その日の天候に左右される太陽光発電について、安定した電力需給と運用に貢献していきたいとのこと。
(画像はプレスリリースより)

一般財団法人 日本気象協会プレスリリース
http://www.jwa.or.jp/news/2015/12/post-000581.html