丸紅グループの新電力会社、2016年に低圧需要家に向けた電力小売サービスを開始

丸紅株式会社は、2011年に設立された100％子会社である丸紅新電力株式会社が、2016年4月1日より、家庭・小規模事業者などの低圧需要家に向けた電力小売サービスを開始することを発表した。

丸紅新電力は、電力サービスの開始に向け、WEBサイトを開設し、電力自由化についての解説や、電力自由化における丸紅グループのこれまでの取り組みと実績、また丸紅新電力が提供するサービスについての詳細情報、電力自由化に関するQ＆Aなどを提供している。

今後は、2016年1月の先行申込受付開始に向けて、WEBページに、電力小売の申込受付ページや各種料金メニュー、最適な料金プランシミュレーションや契約者専用ページなどを追加して、コンテンツを充実させていく予定。

丸紅グループは、これまで、海外において、設計・調達・建設を一括して請け負うEPC事業、その後は、自社で発電設備を建設・運営して、電力会社に売電するIPP事業に参入し、日本を含めた23ヶ国において、長期にわたり安定的な電力供給体制を構築している。

また、日本においても、現在まで5,000以上の売電契約地点を通じ、約1,200メガワット規模の電力小売事業を展開。太陽光発電や小水力発電、バイオマスといった再生可能エネルギーにも注力し、「地域密着・環境配慮」の電源開発を進めている。

こうした長期にわたる供給実績に基づく高い運用ノウハウを活かし、電力事業者に求められる、需要と供給を高い精度でマッチングさせる能力が、丸紅新電力の強みといえる。

（画像は丸紅新電力WEBサイトより）




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