100%子会社が開発・運営
11月16日、北陸電力は三国風力発電所の建設工事を開始したと発表した。100%子会社の日本海発電株式会社が主体となり開発・運営を行う。
北陸電力グループでは、再生可能エネルギーの導入拡大に積極
的に取り組んでおり、その一環。
テクノポート福井にて建設
建設場所は同社が所有する福井県坂井市三国町黒目及び米納津地内。福井市および坂井市にまたがる福井県最大の工業団地テクノポート福井にて建設を進めていく。
発電所出力は合計8000kW。2000kWの発電ができる風車を4基で運営していく。年間発電電力量は約1440万kWh。一般家庭4000世帯の年間使用電力をまかなえる。
来年1月から基礎工事、同じく来年8月から風車組立開始の予定。再来年の2017年1月に運転を開始する。
既存電力会社が率先して再生可能エネルギー利用を
既存電力会社が率先して再生可能エネルギーに取り組む社会的影響は非常に大きい。
再生可能エネルギー関連事業の発展により、地方の雇用の活性化とクリーンエネルギーの使用が広まっていくだろう。運営企業は利益を得て、消費者は安いクリーンエネルギーを使用できるという双方に恩恵のある関係が期待される。
(画像はプレスリリースより)

北陸電力株式会社プレスリリース
http://www.rikuden.co.jp/press/attach/15111601.pdf