町ぐるみの実証実験は国内初
株式会社プランのグループ会社である、株式会社HTM-Japanが開発した『超小型モビリティこむぎっちカー』が、埼玉県上里町でおこなわれる、超小型モビリティの実証実験の車両に採用された。そこで11月30日には埼玉県上里町において実証実験発車式典が開催される。
当日は町民からなる36世帯を対象とし、車両貸し出しなどがおこなわれる。町としての実証実験は約3万人の人口をもつ上里町が初となる。
産学官連携した利活用推進協議会が中心となり実現
今回の実証実験は、上里町と大学教授など産学官で構成された「上里町超小型モビリティ利活用推進協議会」が中心となり実現。
地方において、高齢者や子育て世代などの移動手段として利用して貰うため、町内にある太陽光発電設備からの充電が可能となる、一般家庭を中心に申し込みを受け付け、一世帯に2週間以上貸し出しするもの。
電気自動車への充電は、太陽光発電を活用し環境に配慮
使用される車は、環境に配慮した低炭素カーとなる、電気自動車『超小型モビリティこむぎっちカー』で、通勤専用として活用して貰い、自立支援とともに新たな町作りの可能性を検証していく。
超小型モビリティは全部で6台用意され、毎回6世帯に2週間ずつ貸し出しし、計6回延べ36世帯がモニターとなり実証実験がおこなわれる。
充電は町内に設置された、太陽光発電の再生可能エネルギーで作られる電力を利用。なお災害時には同車を複数台連結して電源として活用し、避難所などへ電力を供給する。
(画像はプレスリリースより)

上里町超小型モビリティ利活用推進協議会
http://www.kamisato-car.com/株式会社HTM-Japan
http://www.kamiwaza.jp/HTM-Japan/@ press 超小型モビリティ実証実験発車式典を開催
https://www.atpress.ne.jp/news/82059