レノバをはじめとする3社共同グループによる地熱開発事業
熊本県南阿蘇村湯の谷において地熱開発を計画する、株式会社レノバをはじめ株式会社フォーカスキャピタルマネジメント、デナジー株式会社の3社共同事業者グループは11月12日、当地での地熱資源の資源量調査をおこなうにつき、JOGMEC(独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)より助成金の採択を受けたことを発表した。
今回採択された地熱資源量調査は、南阿蘇村湯の谷において、同共同事業者グループのフォーカスキャピタルマネジメントの100%子会社を通じて所有する、約50万㎡の土地およびその周辺にて実施する予定。
今後は地質構造調査や流体地化学調査などを実施予定
2015年度地表調査のスケジュールは、地質構造調査として、地表面の地質や断層それに熱水で変質した岩石の分布などを調査する。また流体地化学調査としては、地表に噴出している蒸気や熱水の温度そして成分などを調査し、地下の状況を推定。
その他電磁探査では、地中の電気や磁気の流れを測定し、断層や地熱貯留層の状況を推定する。
なお、温泉モニタリングについては、3社共同事業社グループの調査エリアの外周部において、同様に地熱資源の資源量調査をおこなう九州電力株式会社と三菱商事株式会社による事業グループと協働で実施する。
(画像は株式会社レノバより)

株式会社レノバ ニュースリリース
http://www.renovainc.jp/news/2015/1113-2081.html株式会社レノバ
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