自然環境と融合でき、長期持続可能な地熱開発を
11月13日、株式会社レノバは、地熱資源の資源量調査にあたって助成金の採択を受けたと発表した。地域の温泉・自然環境と融合でき、長期持続可能な地熱開発の実現を目指している。
3社共同事業者グループで開発
本件は、エネルギー事業を行っている株式会社フォーカスキャピタルマネジメント、地熱開発コンサルタント事業を行っているデナジー株式会社を含めた3社共同事業者グループで開発が進められる。
助成金は、12日にJOGMEC(独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構)より受けたもの。調査は約50万㎡におよぶ。南阿蘇村湯の谷に所有する土地およびその周辺にて行われ、100%子会社の株式会社フォーカスキャピタルマネジメントが実施する。
年内は地表と地下の状況把握
年内は地表と地下の状況把握のため地質構造調査、流体地化学調査、電磁探査を行う。
調査については、地域関係者・南阿蘇村・熊本県などと継続的に連携し、理解しあいながら進めていく意向。調査の結果、次段階となる掘削調査を実施する場合には、改めて協議したいとのこと。
地方との連携による再生可能エネルギー開発は雇用を促し、過疎地域の活性化につながる。技術やノウハウを結集させて、持続可能な再生可能エネルギー開発を広く広めてほしい。

株式会社レノバ プレスリリース
http://www.renovainc.jp/news/2015/1113-2081.html株式会社フォーカスキャピタルマネジメント
http://www.focuscapital.co.jp/デナジー株式会社
http://denergy.jp/