太陽光発電パネルの下で営農
川根スカイエナジー合同会社は、日本で初めての市民出資による営農型太陽光発電システム(ソーラーシェアリング)を、静岡県榛原郡川根本町内のブルーベリー農園に設置することを発表した。
太陽光発電設備の名称は「川根スカイエナジー第1発電所」で、出力規模は12キロワット、太陽光パネルの施工は、静岡県を中心に太陽光発電システムやオール電化などのコンサルティングを行う、発電マン・ベリーズ株式会社が担当した。
パネルは地面から約3メートルの高さに間隔を空けて設置され、営農型の特色として、隙間から太陽光が地面に届くように設計されており、その下では地元の特産品であるブルーベリーの栽培が可能となっている。
市民の共同出資による事業
今回の太陽光発電システムは、NPO法人太陽光発電所ネットワークが出資者の募集に協力し、ソーラーシェアリングとしては初めての市民共同出資によるもの。
地元の特産品を生産する農業での収益と、発電による売電収益というダブルの利益によって、地元の経済振興に貢献していく。
川根スカイエナジーでは、今後も、ソーラーシェアリングの導入を進め、農地を活用した市民共同出資による発電所を増やしていきたい意向だ。
(画像はプレスリリースより)

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