とまこまい勇払メガソーラー発電所が竣工
丸紅株式会社は、その全額出資子会社「とまこまい勇払メガソーラー株式会社」が北海道苫小牧市に建設していたメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設工事がこのほど完工し、10月から商業運転を開始、この10月27日にはその竣工式を開催したと発表した。
設置場所は、周辺に「トヨタ自動車北海道」や「いすゞ自動車」などのほか、苫小牧東部工業団地といった企業群が集結する苫小牧市勇払・沼ノ端地区に位置しており、ここの民有地約48haを使って出力29.8MWのメガソーラーを運営するもの。
ここでの年間発電量は、約3,200万キロワット時(一般家庭約 9,000世帯の年間使用電力量に相当)を見込み、発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し売電するという。また、この事業期間は、2035年9月末までの20年間としている。
丸紅の手がけるメガソーラー、全部で10件・16箇所に
なお丸紅は、国内にて同社が関与するメガソーラーは、これまでに大分県大分市の82MW、三重県木曽岬町・桑名市・愛知県弥富市にまたがる地域での49MW、宮城県岩沼市の28MWなど、全部で10件・16箇所となり、総発電容量は約200MWになるという。
そして同社は、メガソーラーだけでなく中小水力発電、洋上風力発電や地熱発電等も手掛けており、今後も環境負荷の少ない再生可能エネルギーの普及に、積極的に取り組んでいくとしている。
(画像はプレスリリースより)

丸紅株式会社 ニュースリリース
http://www.marubeni.co.jp/news/2015/release/151027.pdf