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2025年05月08日(木)
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(世界初)マグネシウム電池も搭載可能な超小型車登場

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(世界初)マグネシウム電池も搭載可能な超小型車登場

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マグネシウム発電池が搭載可能なスモールカー「piana」
株式会社STYLE-Dは、10月29日から東京ビッグサイトで開催される「第44回東京モーターショー2015」に、世界初のマグネシウム発電池※も搭載可能なスモールモビリティ「piana」を出展した。pianaは2016年の市販を目指している。

電気自動車


同社は、トヨタ自動車のデザイン部に12年間在籍した山下泰弘氏が代表を務める岐阜県のベンチャー企業。この設計には、2007年に山下氏が設立した「D-Art」が支援する体制をとり、2年前のモーターショーで注目を浴びたコンセプトカー“D-FACE”を進化させた。

1ヵ月発電できる“マグネシウム発電池”も搭載可
pianaの特徴は、“リチウム電池”と、充電レスで1ヵ月間(800時間走行)程度「水」で発電できる“マグネシウム発電池”のハイブリット化が可能となっていること。

リチウム電池の容量は7.2kWhで、pianaに搭載すると1回の充電(3時間)で最長120キロメートルまで走る能力がある。充電量が少なくなっても、マグネシウム電池で発電して走り続けることができるため、電気自動車の課題である「バッテリー切れ」を防ぐ対策になる。

デザイン性だけでなく実用性にも優れ、量産対応可能な完成度の高いプロトタイプとなる。マグネシウム電池はオプションで販売する。

コンパクトながら横2人乗り設定。降雨時も屋根代わりに
車体は全長2.5メートル、横幅1.5メートルとコンパクト。今まで提案された超小型モビリティは、運転席・後部座席という配列の縦2人乗りだったが、同車は前面が上に向かって開くハッチ式ドアを採用したことで横2人乗りを実現した。

また降雨時には、上に開いたドアが屋根になって、濡れずに乗り降りできるのも特長だ。

マグネシウム電池とは
水を入れるだけで発電できる簡便な電源で、マグネシウムが塩水に溶けやすい性質を利用するもの。使い捨て方式のため、非常用の電源に使われることが多い。


(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社STYLE-D プレスリリース
http://www.style-d.jpn.com/press1.html
 
 
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