木質バイオマス活用を推進
長野県は、11月5日に、市内ホテルにて、オーストリアにおける先進的な林業の取り組みや最先端の林業機械、木質バイオマス関連機器を紹介するフォーラムが開催されることを発表した。
これは、オーストリア大使館商務部、長野県、長野県海外林業技術等導入促進協議会、長野県森林フォーラム実行委員会が主催し、林業先進国であるオーストリアの技術、組織体制、システム等を学び、長野県における林産業発展や、木質バイオマス活用による再生可能エネルギーの導入にもつなげることを目的としたもの。
小規模水力についての講演も
基調講演は、オーストリア農林環境水資源管理省のマルティン・ネーバウアー氏による「専門化を通し地域資源を活用 経済全体を潤すための提案」と、林野庁長官の今井敏氏による「林業の成長産業化への道筋」である。
その後、4つの専門セッションが行われる。
セッション1は、「持続可能な資源による電力」について、木質ガス化、バイオマス、小規模水力の最先端技術の講演、セッション2は、「集材技術 森林管理 林業技術」についての講演である。
セッション3は、「地域の活性化」について、地域の市町村長とオーストリア専門家のディスカッションが行われ、セッション4では、「専門講座修了報告」として、オーストリア林業・バイオマス講座と視察の報告が行われる。
その他、パネルディスカッション、個別商談会等が行われる予定。
参加申し込み方法など詳細は、長野県ホームページを参照のこと。
(画像はプレスリリースより)

長野県「オーストリア森林フォーラムin長野」について
http://www.pref.nagano.lg.jp/mokuzai/austriaforum.html