年間発電量10.3ギガワットアワーの大規模ソーラー
スイスのEtrion Corporation社と日立ハイテクノロジーズの共同出資会社である、エトリオン・エネルギー1合同会社は、茨城県水戸市内の5ヵ所、合計27ヘクタールの借地において、メガソーラー「ハル水戸太陽光発電所」の建設を完了し、10月15日に竣工式を行ったことを発表した。
この太陽光発電所は、同社が進める「水戸プロジェクト」によるものであり、EPCは日立ハイテクノロジーズが請け負った。出力は9.3メガワット、運用開始後の年間発電量は約10.3ギガワットアワーとなる見込みだ。
東京電力の電力系統と連系されており、1キロワットアワーあたり40円の契約で、東京電力に売電される。
自然エネルギーによる電力供給推進を展開
エトリオン・エネルギー1合同会社は、自然エネルギーによる電力供給を目指したメガソーラー発電所の建設を目的に、Etrion社と日立ハイテクノロジーズの共同出資により、2014年1月17日に設立された企業。
その後、2012年に、両社は、日本における太陽光発電共同事業の立ち上げについて開発協定を結び、太陽光発電プロジェクトの開発・建設・運営に向けて、必要な許認可の取得、地域社会および用地所有者との関係構築、EPC関連サービスの提供、運転管理・保守点検、および資産管理関連サービスの提供などを行ってきた。
今回の「水戸プロジェクト」のほか、岩手県において24.7メガワット規模の「雫石プロジェクト」にも取り組んでおり、2015年までに、建設中または着工準備完了のものも含めて合計出力100メガワット達成を目標としている。
(画像は共同通信PRワイヤーより)

共同通信PRワイヤー
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201510154650/Etrion Corporation
https://www.etrion.com/株式会社日立ハイテクノロジーズ
http://www.hitachi-hightech.com/jp/