処理場の広大な敷地を活用
株式会社シーテックは、名古屋港管理組合が保有する、知多市の廃棄物最終処分場に建設を進めてきた「ソーラーパーク新舞子」が完工し、10月15日に竣工式が執り行われたことを発表した。
発電所の太陽光電池モジュールは、三菱電機株式会社製で、出力容量は12,855キロワット、パワーコンディショナーは東芝三菱電機産業システム製で、出力は9,020メガワット。想定年間発電量は、一般家庭約4000世帯分の年間消費電力量に相当する、約1,500キロワットアワーとなっている。
低炭素社会の実現と地域活性化を目指す
シーテックは、中部電力グループで、電力・熱供給事業、情報通信や設備リース事業等に携わり、今年では、社会的に期待される太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー事業にも積極的に取り組み、低炭素社会の実現を目指している。
また、様々な分野で培った技術によって、「社会から信頼され続ける会社」として、地域社会の持続的発展に寄与していく意向だ。
本事業においても、環境に優しい港を目指す名古屋港管理組合とともに、自然を活かした新エネルギー活用や新エネルギービジネスの立地を促進し、地球環境温暖化防止に貢献することに取り組んでいく。
また、地域活性化事業として、地元CATVコミュニティチャンネルを活用した情報発信や、新舞子マリンパーク管理棟内に発電量等の表示装置を設置する、「名古屋みなと祭」等への協賛、災害時において電力を無償提供する、等を行っていく予定。
(画像はプレスリリースより)

株式会社シーテック
http://www.ctechcorp.co.jp