パナソニック低コスト耐候性ハウスの受注開始
パナソニック株式会社 エコソリューションズ社は、強風や積雪などの気象災害に強いパッシブハウス型農業システム「パナソニック低コスト耐候性ハウス」2タイプを、2016年1月29日に発売(2015年10月14日より受注開始)する。
なお、「パッシブハウス型農業システム」は、2015年10月14日からおこなわれた、『第2回 国際次世代農業EXPO』に出展している。
(パッシブハウスとは、建物自体の性能を上げることにより、極力エネルギーを使わず快適な暮らしを目指す、ドイツ発祥の世界基準省エネ住宅の考え方 )
太陽光と水や風を活用する従来製品のコンセプトはキープ
近年増加している、多くの台風被害や積雪被害により、全国各地で農業用ハウスの倒壊が頻発、生産者の経営リスクを高めている。
同製品は、太陽光と水や風を活用する従来製品、「パッシブハウス型農業システム」のコンセプトを守りつつ、これらの経営リスクに対処するハウスとして、新たに耐候性シリーズをラインナップ。
第三者機関による構造診断基準をクリア
ハウス柱脚固定部には独自開発のスタンド固定方式を採用。これによりコンクリート基礎工事が不要なパイプハウス構造が可能となり、施工費の削減を実現している。
なお同製品は、第三者機関となる日本施設園芸協会による構造診断を受けており、風速50m/sと積雪荷重50kg/m2の両基準をクリアしている。これによりハウスの倒壊リスクを低減、利用者の大切な財産を守り農業経営の安定化に貢献する。
同製品によりパナソニックは、農業生産の盛んな東北や九州地区への販売拡大を目指していく。
(画像はプレスリリースより)

パナソニック エコソリューションズ社 プレスリリース
http://news.panasonic.com/press/news/data/パナソニック株式会社
http://www.panasonic.com/jp/home.html