子会社の未来創電知多美浜株式会社が運営
自動車やプラント、エネルギー等の総合商社である双日株式会社は、100%出資子会社の未来創電知多美浜株式会社が、愛知県知多郡美浜町で運営する「知多美浜太陽光発電所」の竣工式を行ったことを発表した。
この発電所は、工場跡の広大な遊休地14万1000平方メートルを活用して作られたもので、発電容量は、一般家庭約3500世帯分の消費量に相当する約12.9メガワット。
発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を利用して中部電力へ売電し、発電事業は20年間を予定している。
総合商社の強みを活かして事業展開
愛知県の知多半島は日射量に恵まれた地域であり、この事業は地域資源の有効活用に取り組むもの。
双日グループは、2010年よりドイツで展開しているメガソーラー事業のノウハウを活かして、これまで日本国内で、2014年には北海道小清水町、熊本県錦町において、太陽光発電事業を開始しており、この発電所は、それらに続く3番目の事業となる。
同社は、世界的な環境意識の高まりを受け、再生可能エネルギー分野に注目しており、特に太陽光発電は、原材料から発電まで裾野の広い産業として、総合商社が強みを発揮できる事業分野と考えている。
今後も、国内外のメガソーラーを含めた再生可能エネルギーの拡大に積極的に取り組み、持続可能な社会の構築に貢献していく意向だ。
(画像はプレスリリースより)

双日株式会社 ニュースリリース
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