ミサワホームと京セラ
ミサワホームグループと京セラ株式会社では、10月より奈良内のモデル住宅において「エネルギー自家消費型住宅」の実験をおこなう。同実験は、自家発電した再生可能エネルギーを使用し、災害時に安心な暮らしを送ることができるかを確かめる実証実験だ。
実証期間と調査項目
実証期間は、2015年10月~12月。調査項目は、「非常時を想定した家電使用スケジュールでの生活」「複数の世帯の非常時を想定した生活」「停電前後や蓄電池から放電した際の設備機器と家電の動作状況」「停電後の部屋ごとの温度や湿度変化、電力使用量」など。
これらをもとに、電気やガスが止まった場合でも、自家発電で安心した生活がどの程度可能なのかを検証する。また、来年以降には、平常時についても、自家発電したエネルギーを活用し、極力エネルギーを購入しない生活が実現可能かどうかについても実証する。
モデル住宅の概要
建築地は、奈良県北葛城郡王寺町、木質パネル接着工法だ。延床面積34.00坪の2階建て住宅となっている。
主な設備は、京セラ製の「太陽光発電システム」「太陽光発電連係型リチウムイオン蓄電システム『マルチDCリンクタイプ』」、リンナイ製の「ハイブリッド給湯・暖房システム『ECO ONE(エコワン)』」、「涼風制御システム」ミサワホーム製、京セラ製の「HEMS」などだ。
(画像はプレスリリースより)

ミサワホームグループと京セラで共同実証 エネルギー自家消費型住宅の実証実験を開始
http://www.kyocera.co.jp/news/2015/0903_zait.html