太陽光発電のリサイクル社会構築や発電コスト低減を推進
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は太陽光発電の持続的発展に向けて、新たに7件の技術開発テーマを採決したことを発表した。
新たに採決されたのは、東邦化成株式会社による「ウェット法による結晶系太陽電池モジュールの高度リサイクル実用化技術開発」など、5件の太陽光発電リサイクル技術開発プロジェクトに関するテーマ。
さらに、奥地建産株式会社による 「高耐久軽量低コスト架台開発と最適基礎構造適用研究」など、太陽光発電システム効率向上・維持管理技術開発プロジェクトに関するテーマも2件採決された。NEDOはこれらのプロジェクトを通して、太陽光発電のリサイクル社会構築や発電コスト低減を推進していくとしている。
2つのプロジェクトの内容
太陽光発電の持続的発展には、使用済みの太陽光発電システムや、そこから発生する廃棄物をリサイクルすることで最小化し、発電コストにも影響する処理コストを低減することが不可欠となる。
太陽光発電リサイクル技術開発プロジェクトでは、太陽光発電モジュールのリサイクル処理技術、有価物の回収率向上技術、回収物高純度化技術を開発・検証し、太陽電池モジュールの分解処理コストの目標値である5円/Wの実現を目指していく。
太陽光発電システム効率向上・維持管理技術開発プロジェクトでは、太陽光発電の工事を含む周辺機器コスト全体を10%以上削減する技術(発電コスト換算で2円/kWh 以上の削減効果)や、維持管理コストを30%以上削減する技術(発電コスト換算で1円/kWh以上の削減効果)の開発および実証試験を実施する。
(画像はプレスリリースより)

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構ニュースリリース
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100454.html