県有施設の屋根に設置
静岡ガスは、9月16日、静岡県静岡市にある県有施設の田町文庫にて、「田町文庫太陽光発電所」を設置完了し、 竣工式を開催したことを発表した。
新発電所の概要
静岡県は、日照条件に恵まれた地域として知られており、県では、昨年10月、その特性を生かし、民間活力を活用した太陽光発電の普及促進と、県有財産の活用を図るため、県有施設の屋根において太陽光発電事業を実施する事業者を公募していた。
同社がこの事業に採択され、完成した「田町文庫太陽光発電所」のパネル使用面積は、約920平方メートル。発電規模は、49.5kW(低圧連系)で、年間想定発電量は約6万1,000kWhを見込む。
なお、周波数60ヘルツ地域で発電所を開設するのは、同社にとって今回が初の試みである。
低炭素社会の実現に貢献
東日本大震災をきっかけに、エネルギーを取り巻く環境は大きく変化しつつある。同社は、天然ガス事業をはじめ、電力ビジネスの創出を図り、幅広い事業活動で環境負荷の低減と、省エネルギーの推進に努めたい考えだ。
また、今後も低炭素社会の実現に向けて取り組むことで、地域社会の発展に貢献していく方針である。
(画像はニュースリリースより)

静岡ガス ニュースリリース
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