トランクルームビルの屋上を有効利用
株式会社キュラーズは、トランクルーム・キュラーズ勝ちどき店屋上に2014年7月より導入している太陽光発電システムが、本格稼働をスタートさせたことを発表した。
採用したソーラーパネルは、スペインで30年以上にわたり太陽光発電の分野で実績を重ね、全世界60以上の国や地域に展開している、イソフォトン社製高機能太陽光モジュール。
最大出力は18キロワット、年間の発電量は、一般家庭の約5世帯分となる17,000キロワットアワーが予想され、年間約0.9トンのCO2排出削減につながると見込まれている。
キュラーズは、こうした取り組みで、2012年7月より開始された再生可能エネルギーの固定価格買取制度によって、発電した電力を売電し、余剰空間であった屋上を有効利用していく考えだ。
今後も、年間5~6店舗を目標としている新規購入物件で、太陽光発電などの再生可能エネルギー導入を検討していく予定である。
環境に配慮した取り組みを実践
キュラーズでは、その他にも、店舗照明をLED化やトランクルームとしては業界初となるBuilding and Energy Management System(BEMS)を全店舗に導入するなど、さまざまな環境に配慮した省エネ対策に取り組んでいる。
その投資額は、5年間で1億円以上にもおよび、エネルギー消費量を年間210万キロワットアワー削減し、総エネルギー消費量で25%以上の削減を行っている。
さらなるエネルギー消費の削減を目指して、全国のトランクルームをエコに配慮した複合機能ビルとし、最新省エネ技術の活用と再生可能エネルギーの利用を促進し、環境負荷の低減に貢献していく意向を示している。
(画像はプレスリリースより)

株式会社キュラーズ
http://www.quraz.com