支援するブリヂストンのブースにて展示
学校法人工学院大学は、フランクフルト国際モーターショーにて、工学院大学が製作したソーラーカー「Practice」(2号機)を展示すると発表した。
同モーターショーは、東京モーターショーや北米国際オートショーと並んで、世界三大モーターショーのひとつに数えられ、ドイツのフランクフルトで2年に1度の開催となる。その晴れの舞台で「WSC2013」に参戦した「Practice」を世界に披露することになる。
ブリヂストン、ソーラーカーで「ECOPIA with ologic」をアピール
同プロジェクトは、国際的なソーラーカーレース「WSC2013」への参戦以来、世界最大のタイヤメーカーのブリヂストンから、低燃費タイヤ 「ECOPIA with ologic」の提供を受けている。そして2014年に行われた国内の大会では見事総合優勝を飾ることとなる 。
同モーターショーには、その支援を受けるブリヂストンのブースにて「Practice」が展示されるはこびとなった。ブリヂストンが冠スポンサーとして協賛するWSCに向け、恰好のアピールの場ともなる。
世界制覇に向け、再び過酷なチャレンジをはじめる
「Practice」がチャレンジしたWSC(World Solar Challenge)とは、隔年に開催される世界最大級のソーラーカーレース である。走行距離3,000km以上のオーストラリアの砂漠地帯を、北部にあるダーウィンから南部のアデレードまで、一般道を走って競い合う。
2015年のレース開催期間は2015年10月18~25日の8日間。同大学はこの大会に新型車両の「OWL」で再度挑戦予定で、念願の世界制覇を目指す。なお参加クラスは2人乗りのクルーザークラスでの参戦となっている。
同大学のソーラーカープロジェクトは、2009年に8名で発足したのち、3年目となる2011年には国内の大会で準優勝を飾る。翌2012年には国内大会で念願の優勝を果たした。2013年にはWSCに初参戦、2014年には2度目の優勝を果たす。そして2015年には初優勝を目指しWSCに再び挑戦する。
(画像はプレスリリースより)

工学院大学ソーラーカープロジェクト
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wws1034/@ press ブリヂストンブースに 工学院大学のソーラーカー
https://www.atpress.ne.jp/news/73505