「World Solar Challenge 2015」に挑む東海大学チーム
パナソニック株式会社は、「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ(WSC)2015」に挑む、東海大学ソーラーカーチームとスポンサー契約を結び支援することを表明した。
同レースは、10月18日~25日の8日間にオーストラリアで開催される、世界最大級のソーラーカーレースとなる。8月27日には東海大学にて、今回のレースに臨む新型ソーラーカーの発表が行われた。
約3,000kmを縦断する過酷なソーラーカーレース
1987年から開催されている歴史ある同レース。オーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまで、約3,000kmの行程をソーラーカーで縦断し、そのタイムを競う。今年は大学や企業をはじめとする、世界25カ国から46チームが参戦する予定。
同レースのレギュレーションは、搭載される太陽電池の面積が最大6平方メートル。同社の「HIT」(パナソニックが提供する太陽電池モジュール)は、単位面積当たりの発電量がトップクラスで、また高温に対する耐性も持ち合わせている。そのため「HIT」はオーストラリアで行われる同レースに適したモジュールだと自信を深める。
今回設置された太陽電池モジュールは、ソーラーカー用にアレンジされているが、発電の中核となるセルは住宅向けの量産品を流用している。またリチウムイオン電池は「HIT」により発電された電気をより大量に充電でき、太陽光量の少ない曇りの日などでの、長時間走行を可能としている。
パナソニックは、同社の誇る「HIT」と高容量リチウムイオン電池を組み合わせ、創エネ・蓄エネ連携によるエナジーソリューションで、ソーラーカーレースの過酷な環境下にチャレンジする東海大学チームを支援していくとした。
(画像はニュースリリースより)

パナソニック株式会社 ニュースリリース
http://news.panasonic.com/jp/topics/2015/44123.htmlパナソニック株式会社 太陽光発電・蓄電システム
http://sumai.panasonic.jp/solar_battery/