保守などの不備で、発電量が伸び悩む事業主向け
株式会社CO2Oは、発電量に関する悩みを持つ産業用太陽光発電所のオーナーを対象に、不具合個所の特定から改善・提案およびO&M(運用・保守)サービスまでを含めた、太陽光発電所の再生事業を開始する。
同社は同時に、O&Mサービスを提供する太陽光発電所に対して、同社による改善提案を実施した上で計画発電量を保証する、国内初のサービスも開始する。
O&Mサービスの提供により発電量を確保
ここ数年来、ある意味ブームとして多くの太陽光発電所が建設されてきた。しかし設計施工や保守運用システムの不備などから、建設前に予定されていた発電量を確保できていないという悩みを持つ事業者が、数多く存在する。
同社が行う再生事業は、このような事業者に対し、設計施工や保守運用システムの確認および現地調査を実施、実際の発電環境から想定発電量を算出。それにより改善に必要な費用と予想される発電収益を明確にした上で、運用効率を最大にする再生計画を提案する。
改善計画の実行後は、O&Mサービスを提供し、発電所の長期的な収益性のアップと共に、資産価値の向上を目指す。
再生後、計画発電量を保証する国内初のサービス
一方、再生事業と平行してサービスを開始する、国内初となる発電量保証プランは、同社による継続的なO&Mサービスを実施することによって、予定した発電量が維持されることを保証する。
これにより同社の計画した発電量を達成できなかった場合は、発電量不足により生じた売電収益の損失を、年間の保守運用費用を上限として補償することになる。
なお補償の条件は、顧客との事前協議によって具体的に取り決めていく。今後同社では保険会社との協力による保証内容の拡充を計画中で、2015年秋頃の導入を予定している。
(画像はニュースリリースより)

株式会社CO2O ニュースリリース
http://www.co2o.com/ja/topics/news/株式会社CO2O
http://www.co2o.com/ja/日経プレスリリース 株式会社CO2O
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=394668&lindID=5