地域特性に合った開発
国内外でメガソーラーの開発を手がける日本アジアグループ傘下のJAG国際エナジー株式会社は、熊本県阿蘇郡産山村に「産山山鹿ソーラーエナジーファーム」を建設し、竣工式を行ったことを発表した。
日本アジアグループは、人と地球に優しいまちづくり「グリーンコミュニティ」の実現を目指して、地域特性に合わせた太陽光発電所の開発を行って、地域住民とともに、該当施設を活用した町づくりへの取り組みを進めている企業。
今回の「産山山鹿ソーラーエナジーファーム」も、民間所有の遊休地を活用し、阿蘇山のふもとに位置するため、周辺地域に多く存在している牧場に合わせ、環境に配慮した事業の一環として、羊10頭を放牧。羊が草を食べることで、除草に関わる労力の軽減も期待されている。
1.8メガワットを発電、CO2削減効果も
「産山山鹿ソーラーエナジーファーム」の立地面積は37,000平方メートル。カナディアン・ソーラー・ジャパン株式会社製のパネルを7104枚使用し、設計、資機材調達、施工などのEPCは、株式会社東京エネシスが担当した。
出力は約1.8メガワット、年間計画発電量は、一般家庭の年間電力消費量約540世帯に相当し、CO2削減量約1200トンの効果を期待している。
(画像はプレスリリースより)

日本アジアグループ株式会社
http://www.japanasiagroup.jp