商工中金は、8月17日、エバ工業株式会社・ベトナム工場における風力発電部品増産に必要な資金融資を発表
商工中金・四日市支店は、成長市場で世界シェアを高めるエバ工業株式会社の事業展開を高く評価し、グローバルニッチトップ支援貸付制度を活用して、ベトナム現地法人への貸付を前提に、エバ工業株式会社に風力発電部品の増産に必要な資金5000万円を融資した。
エバ工業株式会社は、産業用機械部品を製造し、豊田工機、本田技研、三菱自動車工業、GEなどに納入している。ベトナム現地法人においては、風力発電に使用される部品を一貫生産し、GE社を中心に供給しているが、風力発電ニーズ高まっている状況下で、同部品を増産し、積極的に部品シェアの拡大を目指す。
グローバルニッチトップ支援貸付制度
同制度は、2013年6月14日閣議決定された日本再興戦略に沿って、2014年4月1日に創設されたもので、産業競争力の強化を目的に、特定分野で世界に存在感を示すグローバルニッチトップを目指す中堅・中小企業等に対し、海外市場に乗り出す際に必要となる長期資金を供給する。
同制度での融資は、対象企業がグローバル展開を行うという条件で、投資回収までの期間や事業リスクを考慮し、返済方法、柔軟な利息負担が設定されている。
さらに、国内外の104店舗の「中小企業海外展開サポートデスク」で、各種ソリューション・情報提供等を行い、対象企業の海外事業展開を支援する。
(画像は商工中金ホームページより)

商工中金・ニュースリリース
http://www.shokochukin.co.jp/newsrelease/pdf/エバ工業株式会社
http://www.eba.co.jp/company/history/index.html