「三井のリパーク」 充電インフラを設置
不動産の仲介事業や駐車場事業を取り扱う三井不動産リアルティ株式会社は、同社が運営する「三井のリパーク 」において、NEC製のEV・PHV用壁掛け型普通充電器を設置すると発表した。
この事業は時間貸駐車場1ヶ所につき最大で20台の充電器を設置。主に首都圏の「三井のリパーク」各駐車場を使い、合計約200台を設置し有料充電サービスを提供する。このような大規模設置は業界初となる。
まずは「三井のリパーク」南八幡5丁目第3駐車場にて9月1日よりサービスを開始し、続くその後は「三井のリパーク」六本木3丁目第2駐車場を予定している。
補助制度を活用した充電インフラ整備
政府による「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」の補助制度を活用した同事業は、NEC製のEV・PHV用壁掛け型普通充電器と、充電器を利用する際の個人認証や、課金の管理や監視制御を集約した、壁掛け型充電コントローラを設置する。
またNECは、三井不動産リアルティから同充電設備を借用するかたちで、EV・PHV利用者に有料サービスを提供する。
三井不動産リアルティは全国の「三井のリパーク」駐車場において、場内照明のLED化やソーラーパネルによる太陽光発電を活用しCO2削減に努めており、その一環として充電インフラの大規模設置により、さらなる低炭素社会の実現に一役買うことを目標とする。
一方NECグループは、安心で便利な使いやすいEV・PHV用充電インフラの構築に向け、製品やサービスを拡充し、人々がより明るく豊かに暮らすための、効率的かつ洗練された社会の実現を目指す。
(画像はニュースリリースより)

三井不動産リアルティ株式会社
http://corp.mf-realty.jp/news/2015/20150817_01.html日本電気株式会社
http://jpn.nec.com/press/201508/20150817_01.html