阿蘇山麓に大規模太陽光発電施設
国内外でメガソーラー発電所の開発に注力する日本アジアグループのJAG国際エナジー株式会社は、熊本県阿蘇郡産山村において「産山山鹿(うぶやまやまが)ソーラーエナジーファーム」の竣工式を執り行なった。
「産山山鹿ソーラーエナジーファーム」は、阿蘇山ふもとにある遊休地を活用した。敷地面積約4万平方メートルに配置されたのは、太陽光パネル約7000枚。年間計画発電量は一般家庭の年間電力消費量約540世帯に相当し、大規模電力の創出が期待できる太陽光発電所だ。
ヒツジと共存するソーラーパネル
同発電所周辺は、牧場が多く所在する土地柄。この土地柄を生かし、草を食べさせて除草にかかるエネルギー軽減のために羊10頭を放牧している。
家畜動物によるメガソーラー発電所の除草は、昨年からソフトバンクグループを中心とした4社が鳥取県米子市にある発電施設で実証実験を行っている。
昨秋の実験結果では、2頭のヤギによる除草により、除草面積は400平方メートルではあったが著しい集客効果や地域住民や職員の期待を得られる結果となった。
日本アジアグループは、これまでに培った技術とノウハウを活用し、地域に見合った太陽光発電所の開発を行い、地域住民の方々と同施設を活用した地域づくり、まちづくりへの取り組みを進めていく方針だ。
(画像はプレスリリースより)

JAG国際エナジー株式会社 HP
http://www.jagenergy.jp/熊本県阿蘇郡産山村 HP
www.ubuyama-v.jp