積水化学「V to Heim」EVに続きPHEWとも連系
積水化学工業株式会社は、8月27日から住宅カンパニーの「V to Heim(ブイ トゥ ハイム)シリーズ」において、PHEV(プラグインハイブリッド自動車)との連系対応を開始する。PHEVと住宅が、電力系統の連系を実現したのは業界初となる。
同社では2014年以降、業界で初めてEV(電気自動車)と系統連系し、住宅と車の間で電力のやりとりを可能にする「V2H(Vehicle to Home)システム」を開発。そしてそれを搭載した「V to Heimシリーズ」を全商品に展開させている。
住宅の「エネルギー自給自足」を可能とした、革新技術搭載の同シリーズは、顧客からの評価も高く受注棟数は着実な伸びを示している。
スマートハウス市場でリーディングカンパニーの確立へ
今回、PHEVとの電力系統連系が確立されたことにより、雨天でPV(太陽光発電)による発電が出来ない日が続いても安心でき、より安全な暮らしの提供が可能となった。
「V to Heimシリーズ」がEVに加えPHEVにも対応したことにより、利用者の選択肢が広がり、今後「エネルギー自給自足住宅(売電せず車に使用)」をさらに拡大できるものとみられる。
同社では今後、各自動車メーカーとの協力関係を強化し、さらなるスマートハウス市場の拡大、そしてリーディングカンパニーとして確固たる地位の確立を目指していく。
(画像はニュースリリースより)

積水化学工業株式会社 ニュースリリース
http://www.sekisui.co.jp/news/2015/積水化学工業株式会社
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