ネットゼロエネルギーハウスを目指す「黄金の蛹」
総合不動産事業グループのリスト株式会社は、同社で開発し施行する、分譲一戸建て住宅「リストガーデン」にて、最先端のエコハウスプロジェクト「リストガーデン オーレリアン深沢」の分譲を開始した。
政府による「エネルギー基本計画」では、再生可能エネルギーなどを活用し、低炭素社会の実現を目指している。
同社を含む住宅産業においても、2020年に標準的な新築住宅で年間の一次消費エネルギーが概ねゼロとなる、ZEH(ネットゼロエネルギーハウス)の開発や取り組みが本格化していることを背景とし、同プロジェクトは企画された。
なおプロジェクト名の中の「オーレリアン」とはギリシャ語で黄金の意味があり「黄金の蛹」と例えられる。
エネルギー収支ゼロを実現
「リストガーデン」シリーズでは、2011年から全棟標準搭載された太陽光発電システムや、2013年戸建て分譲住宅団地で日本初となる、LEAF to HomeやEVカーシェア、VtoHの採用・エネファームの搭載(一部住戸)などを推進してきた。
それらに加え同プロジェクトは、建築家の竹内昌義氏監修により4つの大きな特徴をもち、首都圏でも先駆的な建物の基本性能をもつレベルとなる。これによりエネルギー収支ゼロを達成。環境配慮型の家並みづくりと高齢化社会に入った日本人の健康にも配慮したものとなる。
エコロジーとエコノミー そして健康的な快適性の追求
同プロジェクトの住宅には、断熱・気密性能を極めたつくりによるエネルギー消費の減少、通風・換気を重視した設計と間取りで、各部屋の温度差のばらつきを抑える住宅の基本性能のアップ。またスマホアプリで室内環境確認や各種操作が簡単でき、そして蓄電池を使わないという4つの特徴がある。
それらによりエネルギー収支ゼロを実現し、各部屋の温度差が少なくなるため、近年注目されているヒートショックの危険性も回避できる。
「リストガーデン オーレリアン深沢」は総戸数5棟で、土地面積は約93~101平方メートル、建物面積は90平方メートルにて各戸分譲する。
(画像はプレスリリースより)

リスト株式会社 ニュースリリース
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