丸紅、高信頼性太陽電池モジュール約198,000枚を受注
丸紅株式会社は、7月30日、「メガソーラープロジェクト向け太陽電池モジュール」を「合同会社レナトス相馬ソーラーパーク」から受注したと発表した。
メガソーラーは相馬市磯部地区に設置する。施設の規模は、出力約52.5メガワット(一般家庭約16,660世帯分の年間消費量)で、着工は2015年7月1日、運転開始時期は2017年6月の予定だ。
発電事業者の「合同会社レナトス相馬ソーラーパーク」は同プロジェクト実施のために、株式会社九電工、オリックス株式会社、株式会社ベルテクノエナジー、九電みらいエナジー株式会社、株式会社北斗電気設備工事が共同で設立した特別目的会社で、株式会社九電工が代表幹事会社となる。
丸紅は同プロジェクト向けに、多数の販売実績を持ち、高い信頼性を有するハンファQセルズ製太陽電池モジュール約198,000枚を逐次納入する。
相馬市磯部地区
同地区は、東日本大震災の津波で被災し、塩害により農作が困難になった。
相馬市の復興計画で津波被災農地をメガソーラー予定地とし、さらに同市が取得予定の災害危険区域の、合わせて約70ヘクタールで、メガソーラーの建設が進められることとなった。
同プロジェクトの推進には、発電事業における収益の一部を地域の農業振興のために用いることや、また、保守・メンテナンス業務の委託により地元雇用の創出による、地域経済の発展に寄与することが期待されている。
(画像はニュースリリースより)

丸紅株式会社・ニュースリリース
http://www.marubeni.co.jp/news/2015/release/