マイクロインバータを使用し、水田内で稲作と太陽光発電を両立
NEPジャパンは、7月27日、同社製のマイクロインバータを使った、福岡県小郡市における、「ソーラーシェアリング」の太陽光発電所に関する記事を、西日本新聞が報じたことを公表した。
マイクロインバータ
マイクロインバータでは、PVモジュール1枚ごとに接続し交流変換するので、電柱の影や落ち葉などによる出力低下を抑え、また、制御下のPVモジュールが互いに独立した関係になることで、設置の自由度が高くなり、傾斜、方位、面積など、PVモジュールを自由に配列できる。
マイクロインバータに関してtwitterを検索すると、東芝、テキサスインスツルメンツなどの大手企業の開発情報、さらには、中国は成長支援に乗り出すなどの情報があり、世界的に、マイクロインバータへの注目度が高いことを知ることができる。
ソーラーシェアリング
作物にとって強すぎる太陽光は、光合成に利用されず、日焼けを起こし有害となる。強すぎる太陽光に対して、太陽光パネルを遮光に利用し、適切な太陽光強度のもとで作物を収穫するとともに、太陽光で発電する。発電した電力はFITで農家収入の足しにすることができる。
こうした手法は、農林水産省より、2013年3月31日、「支柱を立てて営農を継続する太陽光発電設備などについて農地転用許可制度上の取り扱いについて」のガイドライン通達が出され、農地に太陽光発電装置の設置が認められたことにより、進展することとなった。
農家の所得減少とともに、農業担い手の高齢化・減少が進む中、農家を守るための援護となるはずだ。
(画像はNEPジャパンホームページより)

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