自然電力グループが開発・施工
自然電力株式会社は、2015年3月に開所された那須豊原第一太陽光発電所に隣接する、「那須豊原第二太陽光発電所」を完工し、7月17日より売電を開始したことを発表した。
この2つの発電所の合計で、約3メガワットの再生可能エネルギーによる発電を実現している。
この発電所は、自然電力株式会社が企画・開発を行い、グループ会社のjuwi自然電力株式会社が設計・施工を担当した。モジュールの配置面積は約1万3500平方メートル、発電出力は約2.1メガワットで、年間総発電量は232万5000キロワットアワーとなっている。
周辺環境に調和し、地域に利益を還元
同発電所の建設に関して、資金は東日本銀行からの融資でまかなっている。また、測量や伐採は地元企業が現地の地形を活かすように実施し、施工にあたっては、周囲が別荘地であることを考慮して、周囲のフェンスは鉄柵ではなく茶色いフェンスを使用するなど、地域の環境や状況と調和した発電所作りを行っているのが特徴だ。
この発電所建設プロジェクトは、東日本大震災以降、再生可能エネルギーへの期待を高めていた自治体や地権者の考えと、将来にわたって地域の利益につながる発電所を築く、という自然電力との理念が合致して、推進されているもの。
発電所稼働が始まった今後も、引き続き地域との連携を重視し、地域に利益を還元できる発電所の運営を目指していく。
(画像はプレスリリースより)

自然電力グループ
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