ソーラーカーレースに臨む工学院大学
世界最大級のソーラーカーレース「ブリヂストン ワールドソーラーチャレンジ(WSC) 2015」に参加を表明している工学院大学ソーラーカープロジェクトチームは24日、同大学新宿キャンパスにてソーラーカーの新車両を公開。
今回の新ソーラーカーは、オンリーワンの技術を世界へ発信すべく、工学院大学の学生達が熱い思いを込めて手作りにより完成。車両開発の際に技術協力や支援を受けた多数のサポート企業・団体による日本の先端技術が結集している
車両名は、フクロウを意味する“OWL”(あうる)
今回発表されたソーラーカーは、チームとして皆の知恵を結集し新車両を作成したことと、車両コンセプトのデザインがフクロウに似ていたことにより、“OWL”(あうる)と名付けられた。
“OWL”とはフクロウを意味し、アテナの守護女神であり知恵の神である「アテナ」の象徴として、知恵と賢明のシンボルとされる。
より実用車に近いデザインを採用
新ソーラーカーは、プロジェクトの創立時点から、より実用的で安全なソーラーカーを目指すというコンセプトを引き継ぐ。
2度目の参戦となる今回は、複数の搭乗者とドア・フロントスクリーン・外部充電器など広い範囲により高い技術を求められる、クルーザークラスに参戦することを目標に掲げ開発した車両である。
発表されたスペックは、全長4.5m x 全幅1.8m x 全高1.0m。4輪2シーターで2ドア・左ハンドルで、キャノピーではなくフロントスクリーンを採用したことによりより実用車に近い形状となっている。
(画像はプレスリリースより)

工学院大学 プレスリリース
http://www.kogakuin.ac.jp/press_release/
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工学院大学 ソーラーカープロジェクトが、新車両を初披露
https://www.atpress.ne.jp/news/68465