横浜市、風力と太陽光発電のハイブリッド街路灯を設置

横浜市は、かねてより株式会社WINPRO ENERGYと、「防災の推進」「防犯の推進」「環境の向上」などに連携して協力することを定めた協定書を交わしていたが、さらに、今般、みなとみらい21地区へのハイブリッド街路樹の設置を定めた覚書を締結した。

この覚書に基づき、株式会社WINPRO ENERGYは、みなとみらい21地区における53街区の暫定歩行者用通路に、ハイブリッド街路灯の設置を行っていく。

ハイブリッド街路灯とは、風力と太陽光というクリーンエネルギーにより発電と蓄電を行い、夜間はLED照明の街路灯として機能するもの。外部電源が不要なので、電気配線等が無い場所にも設置可能であり、また、ポール内にコントローラーやバッテリー・非常電源が内蔵されたシンプル設計なので、街並みに合わせて活用することができる。

また、災害時などの緊急時には、非常電源として電力が供給できるように、AC100Vが標準装備されている。

横浜市は、平成23年に、環境問題や少子化、超高齢化への対応などの様々な社会的課題に総合的に取り組んで活力ある都市作りを目指すプロジェクト、「環境未来都市」に選定されている。

今回の計画は、株式会社WINPRO ENERGYが施設の設置を行い、設置費用の一部に、社会貢献に関心のある民間企業の寄付を募集するという、公民連携による環境対策であり、今後も同様のプロジェクトを推進し、持続可能な社会の実現を目指していく意向である。

（画像はプレスリリースより）




横浜市
http://www.city.yokohama.lg.jp/

株式会社 WINPRO ENERGY
http://wep.jp/