7月6日、黒川終末処理場に建設した鹿沼市黒川消化ガス発電所の発電開始式を開催
月島機械株式会社とサンエコサーマル株式会社の月島機械グループ2社は、7月6日、鹿沼市との官民共同事業協定「創エネルギー・廃棄物処理事業」に基づき鹿沼市公共下水道処理施設である黒川終末処理場内に建設した、「鹿沼市黒川消化ガス発電所」の「発電開始式」を開催した。
創エネルギー・廃棄物処理事業
同事業は、「温室効果ガスの削減」、「クリーンエネルギーの導入促進」、「ごみの減量化」を目的に2014年10月から始まった21年間の長期事業だ。
鹿沼市は、黒川終末処理場で発生するバイオガス、同処理上内の発電所用地の提供、月島機械は、設備投資、発電設備の建設、発電事業の運営、サンエコサーマルは、廃棄物の収集運搬と処理場への投入と、それぞれ役割を分担して事業に当たる。
現在は黒川終末処理場の消化槽で発生する消化ガス(バイオガス)を燃料とし、発電容量250kWのガスエンジン1台で運転しているが、将来は、食品系バイオマスなどの現在未利用の地域資源を活用することで、年間発電量約1,600MWh(一般家庭約450世帯分相当)にまで拡張する計画だ。
地域から発生する廃棄物を利用することにより、長期・安定的な再生可能エネルギーを生み出すことができ、環境を保全し、循環型社会を構築することができる。
(画像はプレスリリースより)

鹿沼市と月島機械グループ 官民共同事業を開始
「創エネルギー・廃棄物処理事業」発電開始式を開催
http://www.tsk-g.co.jp/up_pdf/201507061501.pdf