公共産業向け新型蓄電システム、今秋発売

電源総合メーカーの株式会社YAMABISHIは7月7日、公共産業用リチウムイオン蓄電システムの商品展開を拡大し、従来の複数筐体型と比べ約20％のコストダウンと約3分の2の省スペース化（同社比）を実現した商品を、2015年秋に新発売すると発表した。

同システムは、最大で双方向電源装置20kW・リチウムイオン蓄電池22kWh・太陽光発電用MPPT DC／DCコンバータ30kWの3要素を一体化した内容となっている。

同システムの導入により、接続機器への電源供給を太陽光発電・蓄電池・系統電源で行い、さらに接続機器の使用状況に応じた最適なマネジメントが可能。また停電の際には電力会社からの電源を切り離し、太陽光発電や蓄電池を利用して安定した自立運転を行う事により、接続機器への電力供給が継続できるシステムとなる。

省スペースの実現により、同システムであればどのような設置場所にも柔軟に対応可能。例えば設置スペースが限定される場合もある、学校・警察署・道の駅などの公共施設または工場やオフィス・病院などへの設置にも対処できる。

○電力需給状況の視覚化「WEBみえる化システム」画面例
特徴として標準での「WEBみえる化システム」の搭載により発電量や電力使用量を具体的に可視化する事が可能で、豊富な計測項目と併せて電力需給状態を的確に把握できる。また装置前面のカラータッチパネルにより電源の状態監視だけでなく各種設定が可能。

（画像はニュースリリースより）




株式会社YAMABISHI News Release
http://www.yamabishi.co.jp/pdf/release/20150707.pdf

「蓄電システムYRWシリーズ」の詳細
http://www.yamabishi.co.jp/product/yrw/ess/index.html

YAMABISHI ニュースリリース(＠Press News)
https://www.atpress.ne.jp/news/65887