グローバルインフォメーションが販売する世界市場の調査レポート
市場調査報告書や委託調査の情報販売を取り扱う株式会社グローバルインフォメーションは、地中熱ヒートポンプの世界市場における調査レポートを7月9日より販売開始した。
同レポート(2015~2019年版)では、地中熱ヒートポンプの世界市場について多角的に調査・分析し、今後5年間の市場の概要や構造、市場規模の動向を予測値で表示。また地域別・エンドユーザー別・技術方式別など区分ごとの詳細な動向、市場の促進・抑制要因とその影響力、主要企業のプロファイル、今後のマーケット・チャンスなどを調査・推計したもので、19章におよぶ内容となっている。
成長が見込める、省エネでコスト効率的な地中熱ヒートポンプ
地中熱とは、地表から10メートル以下の地中で一年中変化が少なく安定した温度のことで、土壌の断熱効果の為、外気による温度変化の影響を受けにくい特徴を持ち、エネルギー資源の見地から地中熱と呼ばれる。そのような外気と比べて夏は涼しく冬は暖かい地中熱の特性を生かし、技術的原理として積極的に利用したシステムが地中熱ヒートポンプである。
ヒートポンプとは熱を汲み上げることから名づけられ、低い温度の場所から高い場所へ熱を移動させる仕組みのことを言い、冬は地中の熱をヒートポンプシステムにより建物内に取り込み、逆に夏は室内の熱を地中に排出させるのが地中熱ヒートポンプの原理である。
温度差が大きい場合熱を移動させる動力は大きくなるが、地中熱を利用した場合は室内との温度差が小さいため、必要な動力が小さくなる利点がある。
地中熱の活用は国内外で20年以上の歴史があり、主な用途として室内の冷暖房や温水プールの加熱などが挙げられ、東京スカイツリーにも地中熱が利用されている。地中熱ヒートポンプ市場は、世界で2015から2019年にかけて年平均成長率(CAGR)15.26%が見込まれる。
(画像は株式会社グローバルインフォメーションより)

地中熱ヒートポンプの世界市場レポート
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