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2025年05月08日(木)
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シャープの高効率太陽電池の量産技術開発テーマ、NEDOに採択

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シャープの高効率太陽電池の量産技術開発テーマ、NEDOに採択

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シャープは「高効率バックコンタクト型太陽電池の量産技術開発」テーマがNEDOのプロジェクトに採択されたと発表
6月26日、シャープ株式会社は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が3月10日より4月8日まで募集していた「高性能・高信頼性太陽光発電の発電コスト低減技術開発」プロジェクトに、提案していた「高効率バックコンタクト型太陽電池の量産技術開発」が採択されたと発表した。
バックコンタクト型太陽電池
「高性能・高信頼性太陽光発電の発電コスト低減技術開発」プロジェクト
太陽光発電の技術開発指針として、NEDOは2009年に「太陽光発電ロードマップ」を策定したが、その後の国外メーカーのシェア拡大や固定価格買取制度の導入など、状況の変化を踏まえ、昨年10月に新たに「太陽光発電開発戦略」を策定した。

太陽光発電の導入形態の多様化や新たな利用方法の開発による裾野の拡大などを見据えて必要な方策を提言し、発電コスト目標として、2020年に業務用電力並みの14円/kWh、2030年に事業用電力並みの7円/kWhを掲げた。

「高効率バックコンタクト・ヘテロ接合型太陽電池」
シャープ株式会社は昨年、NEDOの「太陽光発電システム次世代高性能技術の開発」プロジェクトで、豊田工業大学などとの産学連携により、太陽電池の裏面側に電極を集め、かつ単結晶シリコン基板表面に高品質アモルファスシリコン膜を形成するヘテロ接合バックコンタクト構造を開発し、結晶シリコン太陽電池のセル変換効率25.1%を達成した。
バックコンタクト型太陽電池
変換効率25.1%は太陽光発電開発戦略では2025年目標値のレベルで、今回のプロジェクト採択で実用化に向けた研究開発が進むならば、2025年目標の早期達成も可能になる。

(画像はシャープ株式会社ホームページより)
(画像はプレスリリースより)


外部リンク

高効率バックコンタクト型太陽電池の実用化に向けたテーマがNEDOに採択
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/150626-a.html

太陽光発電開発戦略(NEDO PV Challenges)
http://www.nedo.go.jp/library/pv_challenges2014.html


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