NEDO、バイオ燃料の持続可能性基準に関する動向を調査する企業を一般公募
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、7月1日、戦略的次世代バイオマスエネルギー利用技術開発事業の下、バイオ燃料の持続可能性(温室効果ガス削減効果、食糧競合回避)基準に関する動向を調査する企業を一般公募すると発表した。
ただし、応募者は一定の基準を満たしていなければならない。応募の期限は7月15日までとなっている。
調査内容
食糧と競合しないバイオ燃料(セルロース系エタノール、微細藻類由来バイオ燃料など)は、温室効果ガス削減効果、食糧競合回避等の観点から期待が高く、世界的に技術開発が進められている。
「バイオ燃料の持続可能性基準に関する動向調査」において、持続可能性基準の調査、バイオエタノールに関するライフサイクル評価、ジェット燃料代替燃料に関する調査の3分野の評価・調査を行う。
主に国内外の文献からの調査となるが、バイオジェット燃料に関しては欧米の企業を訪問し情報収集を行う。
バイオ燃料種に関して、ライフサイクルでの温室効果ガス排出の評価や、エネルギー収支の評価を行い、バイオ燃料の技術開発の方向性を検討する。
(画像は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構ホームページより)

「戦略的次世代バイオマスエネルギー利用技術開発事業/バイオ燃料の持続可能性基準に関する動向調査」に係る公募について
http://www.nedo.go.jp/koubo/FF2_100154.html