再生可能エネルギーでAWSサーバー電力100%を目指す
Amazon.com,Inc.(NASDAQ:AMZN)は、100パーセント再生可能エネルギーに向け、世界のAmazon Web Service(AWS)のインフラに電力を供給するため、長期的な達成目標に向け、大きな進展を続けている。
2015年4月の時点で、2016年までに世界中のAWSインフラ向け電力40%とすることを中間目標とするなかで、25%を達成している。
そうした中で6月10日、80メガワット(MW)のバージニア州Accomack郡のソーラーファームを構築および運用をサポートするため、コミュニティ·エネルギー社と提携したことを発表。
この新しい太陽光発電ファームは、早ければ2016年10月、米国15000件の家庭で使用できる電力と等価の、約170,000MW/h(MWh)の生成が可能となる。
地域の再生可能エネルギー産業創成にも一役
プロジェクトについて、ジェリー·ハンター・AWSインフラストラクチャ担当副社長は、
「米国東部アマゾンソーラーファームは、バージニア州の連邦における再生可能エネルギーの可用性を向上させる付加的な利点を持っている。」(Amazon Press Releases より)
また、テリーマ・コーリフ バージニア州知事は、
「Amazonの新しいソーラープロジェクトは、クリーンで再生可能なエネルギーを生成するとともに、新たな雇用を創出し バージニア経済に良好な影響をもたらす。」(Amazon Press Releases より)
とコメント。
同プロジェクトは、地域経済においても、大きな役割が期待されている。
今回AWSと提携したコミュニティ・エネルギー社は、太陽光発電や風力エネルギーの長い歴史を持つ再生可能エネルギーの開発の草分け的存在だ。
ブレント・Alderfer CEOは、提携にあたり、AWSのリーダーシップなしには、このプロジェクトは不可能であり、最大規模のソーラーファームを構築するためのAmazon Webサービスとの仕事に満足している、と謝意を述べている。
同プロジェクトは、バージニア州スケールで、太陽光発電(PV)技術の商業化と展開を加速し、地域経済活性の大きなトリガーとなるだろう。

Amazon Press Releases
http://phx.corporate-ir.net/Amazon Web Service
http://aws.amazon.com/Businesswire
http://www.businesswire.com/