『スマートパワーステーションGR“楽の家”』発売
積水化学工業株式会社住宅カンパニーは7月24日、鉄骨系平屋住宅の新商品『スマートパワーステーションGR“楽の家”』を、7月28日から全国(沖縄と多雪地域を除く)で販売開始すると発表した。
同商品は、創立70周年記念商品の第2弾となり、エネルギー自給自足100%が実現可能という。
同商品の特長は、新たに開発した寄棟タイプの屋根「スマートGルーフ」を採用し、平屋住宅のラインアップを充実させたほか、同社グループの「生涯健康脳住宅研究所」による「話食動眠」の考え方を新たに間取りに取り入れ、シニア層向けに暮らし方提案を強化していることという。
「スマートGルーフ」は太陽光パネル一体型の屋根で、トップのフラット面のほか、勾配屋根にも太陽光パネルを敷き詰められるため、平屋で延床面積約20坪の住宅規模でも10kW以上の太陽光発電システム設置が可能になっている(北面屋根を除く)。
平屋住宅ラインアップは全3タイプに
さらに、大容量太陽光発電システム(13.9kW)+大容量蓄電池(12kWh)+VtoHシステム(電気自動車の電池容量30kWh)を設置する建物では、「エネルギー自給自足100%」も理論上実現可能で、長期停電や電気代上昇という電力不安も限りなくゼロに近づけるという。
また今回、寄棟タイプの屋根が加わることで、同社の平屋住宅ラインアップは、フラット屋根、切妻屋根と合わせて全3タイプとなり、外観ニーズへの対応の幅が広がったとしている。
このほか、太陽光パネル設置と屋根葺き作業などを工場に取り込むため、建築現場でのこれらの作業が不要となり、職人不足にも対応したとのこと。
(画像はプレスリリースより)

積水化学工業株式会社 プレスリリース
https://www.sekisui.co.jp/news/2017/__icsFiles/