太陽光発電と直流連携できる複合型パワコン採用機も
東芝ライテック株式会社は7月18日、定置式家庭用蓄電システム「eneGoon(エネグーン)」の新製品2機種を、7月から発売すると発表した。
新製品は、従来機より小型化した「スタンダードタイプ7.4kWh」と、太陽光発電と直流連携できる複合型パワコンを採用した「ハイブリッドタイプ屋外モデル5.0kWh」の2タイプで、製品の小型化やラインアップ追加を行ったことにより、より多くの環境で設置できるようになっている。
この特長として、スタンダードタイプは、蓄電池容量など基本性能を維持しつつ従来機より体積比で約11%ダウンさせているため、より多くの場所に置けるよう設置性が向上している。
また、蓄電池と太陽光発電のパワコンを1台に集約した「ハイブリッドタイプ」は、これまでは蓄電池本体を室内に設置するタイプだけだったが、今回、蓄電池本体を屋外に設置する新モデルを追加ラインアップし、既築住宅でも設置し易くした。
蓄電池が長寿命となり、使用可能な電力容量幅も拡大
さらに両機種共通の特長として、太陽光発電と連携した充放電回数の多い場合も劣化が少なく長寿命で、15,000回の充放電時でも80%以上の容量を維持するほか、SOCレンジ(実際に使用可能な蓄電池の電力容量幅)も、100%活用可能となっている。
このほか、 「東芝HEMS」と組み合わせることで、スマートフォンから蓄電池の運転状況等が確認可能になるなど、エネルギーの見える化・わかる化を実現できるとしている。
(画像はプレスリリースより)

東芝ライテック株式会社 プレスリリース
http://www.tlt.co.jp/tlt/press_release/p170718/