Jパワーが「にかほ第二風力発電所」の建設工事を開始
電源開発株式会社(Jパワー)は7月27日、100%出資する事業会社を通じて、秋田県にかほ市で「にかほ第二風力発電所」の建設工事を開始したと発表した。
同発電所は、大型のエネルコン社製風力発電機(2,300kW)を秋田県にかほ市仁賀保高原に18基設置するもので、総出力は41,400kWとなる。なお、この建設工事は平成29年7月に着手し、平成31年3月に営業運転を開始する予定という。
この運営は、資本金が500万円で同社が全額出資する「株式会社ジェイウインドにかほ」が事業会社となって行うこととなる。この事業会社は、東京都中央区に本店を置き、代表取締役には三好極氏(Jパワー 環境エネルギー事業部 風力事業推進室長)が就く。
Jパワーが国内で手掛ける風力発電事業は25地点に
なお秋田県には、既に同社グループの仁賀保高原風力発電所、由利本荘海岸風力発電所があり、同発電所は、これらに次ぐグループ3カ所目の風力発電所となる。
また、この発電所の建設着手により、Jパワーが国内で手掛ける風力発電事業は25地点(運転中22地点、建設中3地点)、総出力は579,660kW(運転中443,660kW、建設中136,000kW)となるとのこと。
同社は今後、平成31年3月の運転開始を目指し、地元や関係各所の理解・協力を得ながら、環境保全に配慮し安全第一に工事を進めていくとしている。
(画像はプレスリリースより)

電源開発株式会社 プレスリリース
http://www.jpower.co.jp/news_release/2017/07/