農山漁村再生可能エネルギー法に基づく設備整備計画で
株式会社ガイアパワーは7月25日、徳島県阿南市に建設中の長生三倉第一発電所および長生三倉第二発電所にて、設備整備計画認定式および建設工事の起工式を、前日に行ったと発表した。
この設備整備計画認定式は、「農林漁業の健全な発展と調和のとれた再生可能エネルギー電気の発電の促進に関する法律(農山漁村再生可能エネルギー法)」に基づき同市が主催したもので、
第一種農地の転用による大規模太陽光発電所の整備は、全国で初めてとなる。
認定式に続き、同社は発電所の起工式を実施し、長生三倉第一発電所では2017年9月の竣工を、また長生三倉第二発電所では2018年3月の竣工を目指し、工事の安全と無事を祈願した。
両発電所の想定年間発電量は合計で約476万kWhに
長生三倉第一発電所は、徳島県阿南市長生町三倉向沢1他に建設し、GP長生第一合同会社が事業を行うもので、この出力は2,222kW、想定年間発電量は2,600,658kWhとなる。
また、長生三倉第二発電所は、徳島県阿南市長生町宮内平野101-3他に建設し、GP長生第二合同会社が事業を行うもので、この出力は1,848kW、想定年間発電量は2,162,709kWhとなる。
両発電所の想定年間発電量は、合計すると約476万kWhとなり、これは一般家庭約1,460世帯の年間電力使用量に相当する。そして、これにより年間約2,400トンのCO2排出削減効果が見込まれるとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ガイアパワー プレスリリース
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