自然エネルギーニュース・コラム
2025年05月09日(金)
 自然エネルギーニュース・コラム

水素自動車普及へ新たなステージ シンビオFCell

太陽光
省エネ
バイオマス
電力小売
水力
風力
行政
地熱
テクノロジー
海外
コラム

水素自動車普及へ新たなステージ シンビオFCell

このエントリーをはてなブックマークに追加
水素燃料システムの量産に着手 シンビオFCell
ヨーロッパにおける燃料電池システムのリーダー企業であるフランスのシンビオFCellは、現在までに50台以上の自動車に同システムを供給してきた。今回、市場需要の高まりに応えるため、同社はフランスのタイヤメーカーであるミシュランの専門技術と支援をもとに、水素燃料電池システムを量産していくことになった。

今回、シンビオFCellレンジエクステンダーを搭載したカングーZE-H2の新車 21台がグルノーブルで本格的に運行を開始したことで、ヨーロッパ水素ロードマップの策定を狙ったHyWayプロジェクトは新たな段階へと進んだ。
シンビオFCell
ヨーロッパでの水素自動車普及へ
今回の運行開始は、リヨンで先行開始して成功を収めている車両群に続くもの。フランス環境・エネルギー管理庁などから資金援助を受け、水素ステーションを複数同時に導入できるよう、独自の革新的モデルを確立する。

欧州ではこのプロジェクトを規範とする取り組みを容易に実施することができ、既にフランスでは30近くの都市へと拡大している。

今後の方針
2015年から導入が始まり、大手運行会社の一部がそれぞれの導入規模を数百台へ拡大する計画である。新規導入は、H2モビリティー・フランスのクラスターモデルに従って、商用車の同時導入が基本となる。

これらの車両には2016年から、ミシュランが開発した最新の燃料電池スタックを搭載し、システムを強化して機能を拡張する。2016年前半からヨーロッパレベルでの導入を支えるため、700バールのバージョンのレンジエクステンダーを提供していく。

(画像は自社 HPより)


外部リンク

シンビオFCell HP
http://www.symbiofcell.com/en/
Amazon.co.jp : シンビオFCell に関連する商品
  • Jパワー、秋田県にかほ市で「にかほ第二風力発電所」の建設工事を開始(8月1日)
  • ソーラーフロンティア、戸建て住宅購入検討者対象に家庭のエネルギー意識を調査(7月30日)
  • 広島ガスと中国電力、新会社設立しバイオマス混焼発電事業を実施(7月30日)
  • 生駒市、地域エネルギー会社『いこま市民パワー株式会社』を設立(7月30日)
  • エーオンジャパン、太陽光パネルメーカーの出力保証をバックアップする保険スキームを開発(7月30日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->