2つの戦略的機種の開発に成功
東芝三菱電機産業システム株式会社(以下TMEIC)は、太陽光発電システム用大容量パワーコンディショナのラインナップを拡充し、最大直流電圧1500Vdc対応、世界最大クラスの大容量2300kWおよび2500kWの屋外型パワーコンディショナである「SOLAR WARE 2300」と「SOLAR WARE 2500」の2機種について、2015年6月中旬に受注開始することを発表した。
太陽光発電システムは、発電コストの低減のために、システム電圧を現在主流の1000Vdcから1500Vdcにすることにより、高効率化と機器類の大容量集約化、数量低減、設置工数低減などによるコストダウンの実現が期待されている。
TMEICでも、グローバル市場のニーズに対応するために、今般、次世代1500Vdc太陽光発電システムである、2つの戦略機種を開発に成功、拡販・受注活動をグローバルに展開していく。
製品の特徴とメリット
「SOLAR WARE 2300」と「SOLAR WARE 2500」の特徴として、最大直流電圧1500Vdc対応、2300kW/2500kWという世界最大クラスの容量であること、対応温度が-20度~50度で、砂漠などの過酷な環境にも対応可能な屋外型であること、ファンレス技術を応用した省消費電力性と信頼性の向上が実現されたこと、世界最高クラスの電力変換効率98.8%、スマートグリッドに備えたプラント制御にも対応可能、などが挙げられる。
これらの特徴により、建設コスト、導入コスト、ランニングコスト、メンテナンスコストなど、様々なコストダウンが可能となり、また出力電力量の最大化も実現している。
(画像はプレスリリースより)

東芝三菱電機産業システム株式会社 プレスリリース
http://www.tmeic.co.jp/