FIT適用のため水力発電設備を大規模改修
伊藤忠エネクス株式会社(エネクス)は1月6日、新潟県上越市において水力発電設備の大規模改修を決定した、と発表した。
プロジェクトでは、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)を適用するため、エネクス100%出資会社であるエネクス電力株式会社(エネクス電力)グループの上越エネルギーサービス株式会社(JES)の水力発電設備を大幅に改修する。
9MWの発電出力
水力発電設備は、建設後88年経過し老朽化が進んでいるため、設備を刷新して出力を高め、自社電源ポートフォリオの強化を図る。
水力発電所の発電出力は9MW、投資額約80億円で、清水建設株式会社が改修工事を行う。
改修工事の終了は、2020年12月を予定している。
エネクスグループは、PPS(Power Producer & Supplier、特定規模電気事業者)として、「人と社会の役に立つPPPS(Prime PPS)」、「人と地域の安心・安全・便利を支えるエリアESP(Energy Service Provider、総合エネルギーサービス)」をモットーに、発電事業、電力小売事業、電熱供給事業を行っている。
総合エネルギー提案型企業として、再生可能エネルギーの拡大を図り、CO2排出量を削減しつつ、経済性と環境維持の両立を目指す。
(画像はプレスリリースより)

伊藤忠エネクス株式会社のニュースリリース
http://www.itcenex.com/newsrelease/20170106.pdf