浮体式風力発電所の見学や、ペットボトル風車の作成も
長崎県五島市は12月19日、11月27日に同市の富江地区青少年健全育成協議連絡会が、平成28年度五島市内体験学習「浮体式洋上風力発電について学ぼう!」(以下、同イベント)を開催した件について、同市の公式サイト「まるごとう」に掲載した。
同イベントには、同地区の小学生と保護者、計15人が参加した。
参加者らは、同市崎山漁港沖合の「崎山沖2MW浮体式洋上風力発電所」を見学したほか、燃料電池船の試乗やペットボトル風車の作成を行った。参加した児童らは、体験学習を通じ、再生可能エネルギーについて、楽しく学べた様子だった。
また、児童らは今回の体験学習について学んだ内容を模造紙にまとめ、五島市再生可能エネルギー推進室に贈った。
崎山沖2MW浮体式洋上風力発電所について
崎山沖2MW浮体式洋上風力発電所は、五島市・福江島の崎山漁港沖約5.0kmに位置する。浮体式洋上風力発電設備は、3本のチェーンで海底に係留されている浮体構造の上に、風車とタワーが海面上に突出して固定されている。
同発電所の発電設備は、海中の一番深い部分から風車翼の先端までの全長が172m、海面上に浮いて見える部分の高さは96m、総重量は3400トンだ。同発電所は、五島市のエネルギー供給に貢献している。
(画像は長崎県五島市公式サイト「まるごとう」より)

長崎県五島市公式サイト「まるごとう」
http://www.city.goto.nagasaki.jp/戸田建設(プレスリリース 4月15日付)
http://www.toda.co.jp/news/2016/20160415.html