入札対象は水力発電所計11か所 売却期間は2年間
新潟県は12月26日、同県企業局の水力発電における平成29年度以降の売電契約について、同日に開催された一般競争入札の結果を発表した。
入札の対象となっていたのは、同県村上市の三面(みおもて)発電所など水力発電所3か所(以下、三面発電所等)の電力売却と、同県胎内市の胎内第一発電所など水力発電所8か所(以下、胎内第一発電所等)の電力売却だ。
売却期間は、平成29年4月1日から平成31年3月31日までの2年間となる。
落札企業は、日本テクノとF-Power
三面発電所等の電力売却には、5社が入札に参加し、東京都新宿区に本社を置く日本テクノ株式会社が落札した。落札金額は1kWhあたり11.98円(税抜)。
三面発電所等の予定売却電力量は2年間で6億8641万kWh、予定料金収入は2年間で82億2300万円。
胎内第一発電所等の電力売却には、6社が入札に参加し、東京都品川区に本社を置く新電力会社、株式会社F-Powerが落札した。落札金額は1kWhあたり11.21円(税抜)。
胎内第一発電所等の予定売却電力量は2年間で3億6177万kWh、予定料金収入は2年間で40億5600万円。
新潟県では平成27年度より、電力売却における収益の増加を図るため、企業局水力発電の売電先を一般競争入札にて決定している。
(画像は新潟県ホームページより)

新潟県ホームページ
http://www.pref.niigata.lg.jp/kigyosomu/1356858736329.html