成田国際空港、水素社会に向け燃料電池自動車を導入

成田国際空港株式会社は2016年12月19日、本田技研の燃料電池自動車「CLARITY FUEL CELL」を導入したことを発表した。

同社は、「エコ・エアポート基本計画」の方針で、空港内で利用される車両や業務用車両に、低公害車であるハイブリッド自動車や電気自動車を積極的に導入しているという。今回の燃料電池自動車の導入は、この取り組みを更に推進する為だとしている。

同社が今回導入した燃料電池自動車「CLARITY FUEL CELL」は、水素充填時間が約3分で、1回の水素充填で約750㎞の走行が可能であるという。燃料電池自動車は、CO2の排出が無く、水素と酸素の化学反応で発電した電気によってモーターを回転させて走行する自動車である。

同社は、首都圏空港では初めてとなる一般客向け水素ステーションである「成田水素ステーション」の営業を今年から開始している。今回の燃料電池自動車の導入に加え、今後も地域の環境負荷低減と地球規模の環境課題へ向けて様々な取り組みを進めていくとしている。

(画像は成田国際空港株式会社ホームページより)




成田国際空港株式会社 プレスリリース
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